Presented by OKB L’s project

OKB大垣共立銀行へ

TOKAI AREA LOCAL AWARD

東海エリアを中心とした
情報をお届け

Ohisama Marchéおひさまマルシェ」では東海エリアで活躍されている方々やおススメの場所などを紹介し、東海エリアのいいところをお届けしていきます。

地元のいいひと いいとこ みーっけ♪

今回は岐阜市で木桶を用いた天然醸造でたまり醤油や豆味噌を醸造されている「たまりや 山川醸造」の山川華奈子さんにお話をお伺いしてきました!

現在のお仕事は・・・
ネットショップの運営やSNSの配信、イベントの企画など広報活動を担当

たまり醤油のことを多くの方に知ってもらおうと、SNSの配信や工場見学会(夏休みの子ども向けイベントなど)の企画など、その活動は多岐に渡ります。なかでも、木桶を見学できる子ども向けイベントには、「小さい頃の体験は、大人になっても印象に残る出来事になる。実際に体験してもらうこのイベントは続けていきたい」との想いがあり、お子さまにも分かりやすいようにと、“ミニサイズの木桶”や“イラスト”を用いて説明しているそうです。
山川さんのやさしさが垣間見える瞬間でした。

“ごはんがおいしいと幸せ”と感じる想いを大切にしながら・・・
これから先も伝統ある醤油を守りつづけたい

「ごはんを楽しく食べた時、幸せを感じられると思う。辛いことがあった時でも、おいしいごはんを食べてその瞬間だけでも幸せを感じてもらえたら。ただ、料理をする時は手間がかかってしまう。その手間をこの醤油で少しでも軽く出来たらいいなと思っています」とやさしい表情で話される山川さんが印象的でした。
また、来店されたお客さまから「50年以上もここの醤油を使っているわ」との話を聞いた時、扱っている醤油の重みを感じ、何としても守っていかなくてはならないと決心されたそうです。
そして、初めての方にはただ商品を販売するだけでなく、「たまりってこういう風に出来ているんですよ」など、丁寧な説明を心がけ、より身近に感じてもらえる存在になれたらと願っているそうです。

これからは・・・
醤油の品質をあげていくために、醤油作りにもっと向き合っていきたい

醤油のことをもっと多くの人に広く知ってもらうために、これからも広報活動に力を入れながら、「醤油の品質をあげていくために、醤油作りにもっと真面目に向き合っていきたい。結果として今の醤油作りが一番良い方法だったとしても、まだまだ知らないことが多いからもっともっと醤油について学んでいきたい」と話す山川さん。
あくなき探究心が、伝統あるたまり醤油の未来を照らしているようでした。

知りたい!・・・毎日がんばる山川さんの息抜き方法

~“愛猫との癒しの時間”と“体力作りもかねる金華山や百々ヶ峰への登山”~
昨年末、葵町で出会ったので「あおいちゃん」と名づけた愛猫と過ごすことが癒しの時間だそうです。
ここでもまた山川さんのやさしさに触れることができました。
また日頃、パソコンに向き合うことが多いので、カラダを動かすためにも金華山や百々ヶ峰へLet’s登山!
金華山や百々ヶ峰からみる景色は格別だそうです!

取材を終えて・・・

終始、素敵な笑顔が印象的な山川さんでした。
その笑顔の中にもたまり醤油を守っていきたいという強い気持ちが感じられました。

今回取材をさせていただいた山川さんの勤務先である「たまりや 山川醸造」さんの蔵に一歩足を踏み入れると、何とも言えないお醤油の香りが広がり・・・古きよき昭和の時代にタイムスリップしたような気分を味わいました。

長良川散策の際には、足を運んでみられてはいかかがでしょうか?

過去の掲載記事はこちら