TOKAI AREA LOCAL AWARD

●「命」について興味を持ち、産婦人科医への道へ…

幼い頃から生き物が大好きで、自然の中で遊んでいる中で、「命」について
興味を持ったという伊藤先生。
「いつかはお医者さんになる」と想いながら、医師の道を志したそうです。
「産婦人科医は医師の中でも唯一、『生命の誕生』に立ち会うことができ、
『生と死』に触れることができます。内科も外科の治療もでき、
いろいろなことに携わることができるのも産婦人科医です。」と、
産婦人科医を選ばれた理由をお話いただきました。

●病気になる背景も含めてケアしていきたい…
情報があふれている今だからこそ、正しい情報を発信していきたい…

「病気になるには、その原因となるストレスや悩みごと、過去のトラウマなど、
その背景があると思っています。
症状に対してただ薬を処方するだけではなく、
患者さんが病気になったその背景まで考えて、
診断や治療をしていきたいと考えています」
また、最近は思春期の子供たちの相談を受けることが多くなったとのこと。
「現代社会の中で、窮屈な思いをしている子供たちのSOSを伝え、
ココロやカラダのケアをしていきたい」と想いを伝えていただきました。
そのほかにも、女性のココロやカラダのケアについても、
「情報があふれている今だからこそ、正しい情報を発信していきたいと思っています」
と、伊藤先生の強い想いに触れることができました。

●ピンクリボン活動についてもお伺い…

名古屋ピンクリボンフェスタ実行委員会の理事も務めておられる伊藤先生。
コロナ禍での検診控えを懸念しておられ、今まで習慣にしていても、一度遠のくと
なかなか行きづらくなってしまい、検診“離れ”につながっていくことを心配して
おられました。
その中で、「検診に行くきっかけになるようなイベントやWEBの配信などで、
啓発していこうと思っています」と仰っていました。

●いろいろな活動をされている伊藤先生の息抜き方法は…!?

温泉・キャンプ・映画…と趣味もいっぱいの伊藤先生。
「休みの日は外に出かけるのが好き！」と、お子さん達と出かけられているそうで、
自然の中に身を置くことで、心身ともにリフレッシュされているそうです。
“自然”が伊藤先生の力の源なのかもしれません。