東海エリアを中心とした
情報をお届け
「おひさまマルシェ」では東海エリアで活躍されている方々やおススメの場所などを紹介し、東海エリアのいいところをお届けしていきます。

今回は、岐阜県本巣郡北方町にある「髙橋和傘店」店主の田中美紀さんにお話を伺いました。
田中さん制作の網代和傘は「ぎふ女のすぐれもの」に認定されています。
和傘に一目惚れ!和傘の世界に飛び込む…
和傘の製造と卸しに携わっています。和傘に出会ったのは大学生の頃です。
もともと和紙に興味があったのですが、和紙を使った伝統工芸品として和傘を見たときに一目惚れしました。
その後、和傘店に10年ほど勤めましたが、自分自身がやりたいこと、作ってみたい傘などを思い描きながら、
独立に向けて、日々湧き上がるものを感じていました。
そんな中、廃業される職人さんから偶然にも道具を譲り受けることができるなど、
様々なタイミングが重なり、一つの可能性にかけてみようと独立を決心しました。
日常使いとしての和傘を…
一昔前の和傘は、着物を着る人が使うもの、嫁入り道具、舞台の小道具としてなど、特別な傘というイメージが強かったです。
今では、日常使いし易いデザインの和傘もあります。
私自身は、和傘を飾ってもらうことも嬉しいのですが、より身近なものとして使ってもらうことで、
生活の中に溶け込んでもらえたらより嬉しいです。
そのためにも、和傘の魅力を多くの方に伝えていけたらと思います。
持続可能な産業に向けて…
和傘を作る職人も少ないのですが、それ以上に和傘の重要部品である「ろくろ」や「骨」を作る職人が
圧倒的に少ないのが現状です。
その中で、2020年1月に発足した一般社団法人岐阜和傘協会の一員として、次世代を担う職人の育成や
和傘の部品を守る活動をしています。和傘の重要部品である「ろくろ」や「骨」を作る職人の後継者の育成を進め、
現在は和傘をつくる職人の育成も進めています。国や県、市のサポートを受けながら今後の産業発展を担っています。
また、「ろくろ」の材料となるエゴノキという木の持続可能な利用を目指して活動している
【エゴノキプロジェクト実行委員会】に参加しており、材料も持続力のある方法で入手していくことがとても大切だと
強く感じています。
伝統工芸に携わる田中さんの息抜き方法は?
料理を作ること、そしてその段取りを考えることも好きで、息抜きになります。
あとは、家族との山登りです。仕事中は長時間座ったままで、動かないことが多いので、
体力づくりも兼ねて、近くの山に登っています。
カラダが資本ですから…!
髙橋和傘店 | |
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住所 | 岐阜県本巣郡北方町北方79-12 |
https://www.instagram.com/takahashi_wagasa/ |



取材を終えて・・・(後記)
和傘に魅せられた田中さんの輝いた目が印象的でした。和傘のことがとても好きでその伝統を繋いでいきたいという想いが伝わってきました。
田中さんが作られた和傘に触れることができる岐阜市川原町の「和傘CASA」を訪れてみてはいかかでしょうか。(高橋)

